| 地区 | 三重県伊勢市以北伊勢湾沿岸 |
| 【情報収集状況】 | |
| 情報収集日 | 平成27年2月 |
| 情報収集方法 | 聞き取り |
| 【漁業概要】 | |
| 漁法 | 小型機船底びき網（まめ板）：その他の小型底びき網漁業（網口開口板を使用するもの） |
| 隻数 | 常時操業船は約20隻 |
| 船齢 | 10年以上 |
| 乗組員 | 主に2人 |
| 【船体】 | |
| 船型・船質 | 10トン未満（FRP） |
| 機関 | |
| 【漁具・漁法】 | |
| 漁具 | オッタートロール漁具 |
| 投揚網方式 | 船尾トロール方式 |
| 網構造 | 複数タイプの網を所有し、時間帯や対象種によって使い分ける。 一般的な夜網（マアナゴ主対象）：2～3段網，コッドエンド15～16節 |
| 曳網時間 | 30～60分/曳網 |
| 網数 | 通常1日10回未満（特に規制なし） |
| 運航状況 | 夜間操業では夕方出港し，朝の競りに間に合うように帰港 セリ時間：伊勢市有滝地区：06：30～，鈴鹿市若松地区：雑魚類は04：00ごろ～（アナゴは13：00ごろ） |
| 操業日数 | 100日/年程度 |
| 【操業状況】 | |
| 漁期 | 周年（地域的な努力量制限の取組みあり） |
| 対象種 | 夜網：主にマアナゴ（活），ほかサルエビ，シャコ，クルマエビ，カレイ類など 昼網：主にスズキなど |
| 漁場 | ・伊勢湾（許可海域内） ・砂泥質の海底 |
| 【その他】 | |
| 問題意識 | ・後継者不足 ・魚価安 ・貧酸素水塊による悪影響（漁場の縮小、資源の減少） |
| その他 | ・混獲生物は船上で選別してすぐに再放流 ・成長乱獲抑制のため、全長25ｃｍ未満のマアナゴ、トラフグ再放流の取組み ・鈴鹿のマアナゴは「伊勢若松のあなご」として高評価 ・夏場に発生する貧酸素水塊が操業海域の決定に大きく関わるため、その分布予測の要望あり |
| 【漁具挙動計測】 | |
| 三重県が希望 シンポ発表，報告書等資料あり |
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