地区 |
京都府舞鶴地区 |
【情報収集状況】 |
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情報収集日 |
平成24年2月(京都府立海洋センター,開発調査センター |
【漁業概要】 |
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漁法 |
小型底びき網:手繰第一種漁業(かけまわし) |
隻数 |
小型底びき網:6隻 |
乗組員 |
4~5名
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【船体】 |
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船型・船質 |
小底:15トン未満 |
【漁具・漁法】 |
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漁具 |
かけまわし |
投揚網方式 |
ストップ巻 |
綱構成 |
長さ1700m,網元60m
2リール船1山,片リール船2山
山にチェーンが1~2か所 |
網構造 |
大きさ:荒手はまちまち,袖10間,魚取り部含め身網13間半~14間
ニギス網,スカート網,カニ網,魚網,改良網(ズワイガニ混獲回避網) |
曳網時間 |
一般的に約1時間(1連の操業は1回2時間),ヤナギムシガレイ曳では約2時間曳網 |
運航状況 |
・魚曳は1昼夜,ズワイガニ曳は2昼夜(凪が続けば)
・魚曳の場合:0時出港,2~3時間で漁場到着,入港は午前9時の競りに間に合うように入港。出港から入港まで約30時間. |
操業日数 |
60航海 |
【操業状況】 |
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漁期 |
9月~翌年5月(6~8月は禁漁) |
対象種 |
・9~10月水深100m前後:たい類,赤物等,水深150~170m:ニギス,ヤナギムシガレイ,他のかれい類等
・11~12月:ズワイガニ雄,ズワイガニ雌,アカガレイ等
・1~3月:ズワイガニ雄,アカガレイ,ハタハタ,ソウハチ等
・4~5月:ハタハタ,アカガレイ,ソウハチ等
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漁場 |
京都府沖 水深100m~400m |
【その他】 |
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問題意識 |
【魚価安と経費高】物価上昇に魚価が追い付いていない
【後継者】後継者はいるが,現状の経営状況では厳しい |
その他 |
【資源保護】魚取り部の目合を拡大し,小さなヤナギムシガレイを逃がしている.ズワイガニ保護のための季節的禁漁区(かなり広範囲)設定.水ガニ禁漁.ズワイガニ保護区の設置.
【漁具改良】ズワイガニ混獲回避網
【経費削減】漁場が遠く,燃油が高いため,確実に操業できる場合のみ出港.往復航の船速を下げている.→結果的に網数が減り,資源保護にもつながっている
【選別】船上で曳網中に選別.間に合わない分は魚艙に保管し,入港後選別.ズワイガニは活で出荷. |
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