地区 |
愛知県南知多町豊浜地区 |
情報収集日 |
平成24年8月27日 |
【漁業概要】 |
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漁法 |
小型底びき網:その他の小型機船底びき網 |
隻数 |
59隻(うち伊勢湾内湾船53隻,渥美外海船6隻) |
船齢 |
15~20年中心。外海船で来年2隻新造計画あり。 |
乗組員 |
1~2人 |
【船体】 |
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船型・船質 |
10トン型,14トン型。外海船はAフレーム装備 |
機関 |
外海船で400-670kW。内湾船は127kW(H25年2月から127kW-260kW)。 |
【漁具・漁法】 |
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漁具 |
オッタートロール漁具(浮子付きの横型オッターボード使用。外海船は1.5×1間くらい) |
投揚網方式 |
船尾トロール方式 |
綱構成 |
ワープはCPR(ワープウィンチにシフタ装備なく,ワイヤーでは2年保たない)。
遊びは繊維ロープ,オッターペンネントはチェーンと繊維ロープ,手綱はCPR(50間),網ペンネントは上は繊維ロープ/下はCPR(20数間) |
網構造 |
【内湾船】:荒手10間(5節,7節,8節),カブリ(スクエア)5間,袋(身網)12-13間(10節),魚捕り(コッドエンド)5-6間(13-14節:2段式)、シャコ網・マダカ網・中間網の3種類あり。
【外海船】:荒手15間(5寸),カブリ(スクエア)5間,袋(身網)15間(6節),魚捕り(コッドエンド)5-6間(10節:2段式),脇200目×6節
※ いずれも背網はカシラ部までテグス網使用(敢えて目に刺させることを意図している)
※ グランドロープは高強力PP(マックスキング)+鉄製沈子+起こしチェーンが基本構成。対象種に合わせてアレンジ |
曳網時間 |
外海船:1時間半/網。内湾船:30~60分/網。操業時間に関する昼夜の規制はなし。 |
網数 |
外海船:5〜6網/日。内湾船:8~12網/日。 |
運航状況 |
朝ゼリ船と夕ゼリ船あり(夕ゼリ船の方が多い)。夕ゼリ船は02時頃出港,15時頃入港 |
操業日数 |
内湾船:180日/年程度,外海船:200日/年程度 |
【操業状況】 |
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漁期 |
周年(禁漁期なし) |
対象種 |
内湾船:イカ・タコ主体 シャコ、エビ類、スズキ、クロダイ、マアナゴが主要種
外海船:4-5月タイ類・ヒラメ,6-8月タコ類,9月以降ヤリイカ主体に20種類くらいを利用 |
漁場 |
伊勢湾(内湾),遠州灘沖(渥美外海)の2許可に分かれている |
【その他】 |
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問題意識 |
燃油高く(燃油消費量:外海500〜700L/日、内湾250~300L/日くらい),魚価低い
イカやアジなどを効率よく獲るための中層網の開発に興味あり |
その他 |
・元々はゴチ網操業を行っていた。
・セリ場では浅いプラスチックトレイ使用(浅い枠付き木板を使用していたことの名残),不定貫。
・13種類の網を少しずつ仕様を変えて,多種類の魚を少量ずつとることで,最小限の漁具費で資源の変動にも対応しながら操業していると自負
・セリ順は事前割当制。場所は毎日ローテーション移動。 |
【漁具挙動計測】 |
日水誌に内湾船の計測結果が論文として掲載済み。 |
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