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所長:加藤 雅丈 

開発調査センターにようこそ

   私たちは、水産基本法の基本理念である「水産物の安定供給の確保」及び「水産業の健全な発展」に貢献するため、民間漁船を用船して実際に操業や販売を行う実証調査を実施し、海洋水産資源の開発や利用の合理化を進めています。    現在、世界の多くの水産資源は過剰漁獲や海洋環境の変化等から大変厳しい状況に置かれています。我が国周辺水域の主要資源についても総じて資源状況は悪化しています。一方で、我が国は水産物需要の約4割を海外に依存していますが、世界の水産物需要は年々増大しており、近年では海外市場での水産物確保に際して“買い負け”という状況も見られます。
   こうしたなかで、国民へ水産物を安定的に供給するとともに、漁業生産に関わる方々の経営の安定を図るため、未だ十分に利されていない資源や漁場の開発、資源水準の悪化や燃油高騰等の経営環境に対応した新たな漁業生産方式の企業化に取り組んでいます。
   こうした取り組みの一環として、安心・安全な国産水産物を消費者の方々に届けるため、鮮度や品質を保つための船上処理技術や加工製品の開発、トレーサビリティーシステムの導入試験等を実施しています。私たちは、新たな船上加工品等の品質分析を実施し、その特徴等を科学的なデータで示しています。こうした船上処理技術や品質分析の結果等については一般に公表し、漁業関係者や流通関係者に活用していただき、消費者の皆様に高鮮度で高品質な国産水産物の提供が推進されることを願って、日々洋上での操業調査等に取り組んでいます。