「平成24年度海洋水産資源開発事業成果報告会」開催報告


 水産総合研究センター開発調査センターでは,平成24年11月28日(水),東京都千代田区の「麹町会館」において「平成24年度海洋水産資源開発事業成果報告会〜現場に活かされた成果と新たな展開〜」を開催いたしました。

 成果報告の部では,我が国の漁船漁業が直面する課題に対応して開発調査センターが取り組んだ事業のうち,沖合底びき網の2そうびき,遠洋まぐろはえなわ,そして近海かつお釣についての成果・課題についてご報告し,それぞれの報告の後に,その成果を取り入れて事業に取り組んでいらっしゃる漁業界の方々より現状のご報告をいただきました。

 また,東京海洋大学の東海正先生より「水産業の持続的発展のために〜開発調査センターに期待すること〜」と題してご講演をいただいたほか,本事業にかかる製品の試食会も行いました。

 当日は,150名を超える皆さまにご来場いただき,活気溢れる報告会となりました。ご参加いただきました皆さまに心よりお礼申し上げます。



成果報告会 プログラム(以下敬称略)
開会挨拶 水産総合研究センター理事長 松里壽彦 14:00〜
来賓挨拶 水産庁増殖推進部長 香川謙二

   2   成果報告
 
      (1)   開発調査センターの活動概要 説明資料            開発調査センター所長 井上清和

      (2)   成果報告等
沖合底びき網(2そうびき)漁業における新漁業生産システム実証船「第一・第二やまぐち丸」の開発経緯 説明資料
開発調査センター底魚・頭足類開発調査グループ 高橋晃介


「第一・第二やまぐち丸」の成果を取り入れた下関地区の取り組みについて 説明資料
山口県以東機船底曳網漁業協同組合組合長 宮本光矩



遠洋まぐろはえなわ漁業におけるメバチの釣獲率向上及び漁獲物の適正温度管理に関する取り組み 説明資料
開発調査センター浮魚類開発調査グループ 上原崇敬


開発丸調査で実証された技術を導入して第三十五福積丸が目指すもの 説明資料
株式会社福積丸社長 西川兼一



船体の小型化による近海かつお釣漁業の効率的操業に向けた具体的な取組 説明資料
開発調査センター資源管理開発調査グループ 黒坂浩平


近海かつお釣漁業の現状並びに小型化したかつお釣漁船の導入とその後 説明資料
日南市漁業協同組合参事 吉村富士男





   3   講演   水産業の持続的発展のために 〜開発調査センターに期待すること〜   説明資料16:10〜 
東京海洋大学教授  東海 正












   4   挨拶   水産総合研究センター理事(開発調査担当)  武井 篤


   5   調査に係る 製品試食会 (3階「アメジスト」)   説明資料17:00〜 

↑ページトップへ