Marine Fisheries Research and Development Center (JAMARC),Fisheries Research Agency
  平成20年度海洋水産資源開発事業成果報告会の開催について(ご案内)
〜省エネ・省人化を進めつつ,より高品質な水産物の供給をめざして〜

独立行政法人水産総合研究センター      
理事(開発調査担当) 長尾 一彦


   開発調査センターでは,新漁場における漁業生産の企業化,新たな漁業生産方式の企業化など海洋水産資源の開発及び利用の合理化のために,民間の漁船を用船して実際の操業や販売を行う実証事業に取り組んでおります。
   この度,事業の直近の成果について取りまとめましたので,下記のとおり成果報告会を開催いたします。
   また,「省エネ・省人化を進めつつ,より高品質な水産物の供給をめざして」をテーマに,将来の漁業操業システムの展開についての総合討論のほか,本事業にかかる製品の試食会も予定しておりますので,是非ご来場ください。

日 時平成21年8月28日(金) 13:30〜17:30
場 所ルポール麹町(麹町会館) 2階「ルビー」)       アクセスマップ
1開 会
2海洋水産資源開発事業の概要について
3各グループからの調査報告
(1)大中型まき網・遠洋かつお・まぐろ関係調査 (浮魚類開発調査G)
?大中型まき網関係
「北部太平洋海域における完全単船型まき網操業システムの開発」〈北勝丸〉
?遠洋かつお・まぐろ関係
a「遠洋かつお釣漁業における漁場探索技術,省エネ技術及び差別化製品の開発」〈第3協洋丸)
b「インド洋における海外まき網漁業の効率的な操業パターンの開発」 〈日本丸〉
c「遠洋まぐろはえなわ漁業における操業効率の向上,省エネ技術の開発及び製品の差別化への取り組み〈開発丸〉
(2)近海かつお・まぐろ関係調査 (資源管理開発調査G)
?近海かつお・まぐろ関係
a「南西諸島及び九州西方海域における19トン型近海かつお一本釣り漁船の適正な操業形態の開発」〈第5松徳丸〉
b「近海まぐろはえなわ漁業における省人・省力型はえなわ操業システムの開発」 〈海青丸〉
(3) いか・さんま関係調査 (底魚・頭足類開発調査G)
?さんま関係
公海域におけるさんま漁場の開発」〈第63幸漁丸・第1榮久丸・第58富丸〉
?いか関係
いか釣漁業における効率的な操業パターンの開発等」
aアメリカオオアカイカ調査:加工・流通コスト削減による浜値向上の取組み
〈第8白嶺丸〉
bアカイカ調査他:操業効率の向上と経費の削減への取組み
〈第8白嶺丸・第2吉丸他〉
総 合 討 論
試 食 会(地球環境に優しい凍結マグロ,アメリカオオアカイカ他) <場所:麹町会館3階「アメジスト」>

参 加 方 法
参加無料,事前登録制です。   ご登録はこちらからお申し込み下さい。
Fax:045-227-2705(申込書pdf),メール【toroku828@jamarc.go.jp 】からもお申し込みいただけます。
お問い合わせ先:Tel 045-227-2723 越智豊子または加藤秀樹

皆様のご参加をお待ちしております。