第2回研究大会報告
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沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会第2回研究大会
シンポジウム

みんなで考える魅力ある漁業
〜小型底びき網漁業を例に〜
みんなで考える魅力ある漁業
〜小型底びき網漁業を例に〜

開 催 報 告



   昨年度立ち上げた「沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会」の第二回研究大会を平成24年7月10日に横浜市みなとみらいのクイーンズフォーラムにおいて開催し,漁業現場から漁獲物の流通,消費までを通じて論議しました。

   第一部では小型底びき網漁業の概要や最新の漁獲技術に関する講演を交えた討論を,第二部では漁業者,流通業者,小売業者,研究者,消費者等それぞれの立場からのパネルディスカッションを行いました。

   安定した漁業経営を持続させるためには,漁獲の効率化や鮮度管理など獲ることばかりでなく,売ることも考えていく必要があることが再認識されました。また,魅力ある漁業を構築するためには,漁業者のみならず,加工・流通・販売などの関連産業とともに,消費者のニーズに応じた製品開発などを,みんなで考えていくことも重要だと確認されました。

   当シンポジウムの詳細は8月10日発行の研究会ニュースレター第6号に掲載予定です。
  (以下敬称略)

記

コンビーナ岡野利之(社団法人 海洋水産システム協会)
山ア  淳 (京都府農林水産技術センター 海洋センター)
高橋正和 (茨城県農林水産部)(当日所用により欠席)

岡野利之山ア  淳

13:00主催者挨拶松里壽彦(水産総合研究センター理事長)


13:05趣旨説明上田幸男(徳島県農林水産総合技術支援センター水産研究所)
(沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会 会長)



第一部
13:25小型底びき網漁業の現状と資源管理の概要廣瀬太郎(水産総合研究センター開発調査センター)


14:00底びき網漁業の最新の漁具漁法技術胡 夫祥(東京海洋大学)


14:50-15:00〜 休 憩 〜

第二部【パネルディスカッション】

座長:牧野光琢(水産総合研究センター中央水研究所 経営経済研究センター) 15:00パネリスト紹介

15:10漁業者の立場から訴えたいこと 川口哲也一般社団法人 京都府機船底曳網漁業連合会

15:20小型底びき網の漁獲物の評価 山根博信有限会社 鮮魚の達人

15:30販売者,消費者が求めるもの 田中 修中島水産株式会社

15:40儲かる漁業へのアプローチ

〜全国アンケートと鳥取県事例紹介〜 太田武行鳥取県栽培漁業センター

15:50食の地域興しの事例 西原淳子
(株式会社電通,元フードアクションニッポン推進本部事務局)
左から牧野光琢座長,、川口哲也,山根博信,田中 修,太田武行,西原淳子

〜 休 憩 〜 <16:00-16:05>

16:00パネリスト,コメンテーター,会場参加者を交えた討論

コメンテーター

上田勝彦廣田将仁塚田克郎

上田勝彦水産庁研究指導課
廣田将仁(独)水産総合研究センター 中央水産研究所経済経営研究センター
塚田克郎新潟県漁業指導士, 小型底びき網 昇栄丸

17:20総括上田幸男(徳島県農林水産総合技術支援センター水産研究所)
(沿岸域における漁船漁業ビジネスモデル研究会 会長)


17:30閉会 武井 篤(水産総合研究センター理事(開発調査担当))




★当日ご来場いただいた皆さまに当シンポジウムに関するアンケートにご協力いただきました。
アンケートの集計結果はこちらからご覧いただけます。

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